【2000円ってなに?】ふるさと納税をやってみたレポ

2021年1月11日

ワンストップ特例制度とは

色々と面倒な申請が必要なのかな? と思っていましたが、ほとんど必要ありませんでした。

 

確定申告の不要な給与所得者(サラリーマンとか)がふるさと納税を行う場合は「ふるさと納税ワンストップ特例制度」という仕組みが適用されます。

 

「ワンストップ特例制度を使います」という申請さえしてしまえば、

他の面倒なことはすべて自治体がやってくれるんです。

 

 

ワンストップ特例制度の申請用紙が、ふるさと納税をした翌年の1月10日までに不備の無い状態で自治体へ到着すればクリアです!

 

 

いざ控除申請の手続き

通常、以下のような流れになります。

 

寄附者 自治体
①各サービスから寄附をする ②寄附受付の連絡(メール)
④ワンストップ特例申請書を記入して返送 ③ワンストップ特例申請書など必要書類を送付
⑥翌年6月から税金が控除される! ⑤申請書受領連絡

 

お楽しみの返礼品は、寄附から約1週間程度(表では②と③の間の時期)で届きました。

 

季節もののフルーツは、旬の時期に届きます。

タイムカプセルみたいでいいですね。

 

返礼品に気を取られて申請を忘れないように注意

③で自治体から届くワンストップ特例申請書は必要な記載事項がすべて印字された状態で届きます。

 

やることと言えば身分証のコピーと署名捺印くらいです。

 

ただ、自治体によって返送用封筒が入っていたりいなかったりと手厚さが異なり、クチコミ(ショップレビュー)にも影響を与えているようです。

 

「添付書類用シート」が便利だった

私が申請した中で一番手厚かったのは、北海道・鹿部町

 

たくさん入っていておいしかった。

 

ワンストップ特例申請書 +返送用封筒切手つき) +添付書類用シート が入っていました。

 

添付書類用シートには、どの書類が・何の情報を得るために必要なのかという説明と、貼り付けスペース設けられていて非常に分かりやすかったです。

 

たとえばマイナンバーカードだと、マイナンバーの確認のために必要なのか・現住所の確認のために必要なのかによってコピーの仕方が変わるため、簡単な説明がついてあることですごく安心しました。

 

このシートはすごく便利だったのでコピーして、他の自治体に書類を送るときも使いました。

 

ぎりぎりの場合は自分で書類を用意

私の場合、自治体からの書類を待って1月10日の申請締め切りに間に合うかが微妙でした。

 

12月頭に3自治体に寄附して、2か所は12月半ばに届いたのですが、最後の1つがなかなか届きませんでした。私が悪い。

 

そんな人のために(?)、ワンストップ特例制度の申請用紙は、各ふるさと納税サービスからもダウンロードできるようになっています。

 

ただし寄附内容などを自分で手書きする必要があり、間違えたまま送ったりすると後々が厄介なので、あまりおすすめはしません。

 

 

無事に受領連絡が来た

というわけで2020年の12月24日に「申請書+添付書類」を入れた封筒を発送しました。

いずれも83円切手を貼りましたが、無事届いたようです。

 

1月10日までに、すべての自治体から受領メールが届きました。

 

もしも書類に不備があれば自治体から電話で連絡が来ることが多いそうです。

やっぱり余裕をもって自治体から来た書類を返送する方が、精神的によいと思います。

 

さて、あとは控除が始まれば安心です。

 

21年5~6月ごろに「給与所得等に係る特別市(区)民税・県(都・府・道)民税 特別徴収税額の決定通知書」というのがもらえます。

その中の税額控除額の欄または寄附金税額控除額の欄に控除額が記載されているそうです。

 

万が一、なにかの手違いで控除されていない場合も、役所に確認すれば控除されるそうです。

しっかり確認してみるのが一番ですね。

 

追記(21年6月):

無事に自己負担分2000円を除いた寄附金分が控除されていました!

が、去年年収と住民税が上がってしまい、安くなった実感がありません(笑)