小樽で朝から美味しい海鮮丼を「滝波食堂」@小樽・三角市場

2021年9月29日

札幌出発の小樽観光は、1日でも十分に楽しめますが、

日帰り旅行の難点は、食事の回数に限りがあることですよね。

 

午前11時ごろまで開かないお店も多いので、実質、昼夜の2回。

 

ラーメン、鶏の半身揚げ、寿司、海鮮丼……

食べ歩きやスイーツも有名なのに、どう考えても胃袋が足りません!

 

というわけで、小樽を日帰りで楽しむなら、

少し早めに入って、海鮮を朝のうちに食べてしまうのはいかがでしょうか?

 

三角市場の朝は早い

これはどこも共通ですが、市場の朝は早いです。

小樽駅から徒歩2分の「三角市場」は、6時開場。

 

食事処も7時~8時には利用することができるので、

お土産物色をして朝ごはんを食べても、時間にかなり余裕がありますね。

 

 

こちらは駐車場側の入り口。

駐車場はえげつない坂を上がった先にあり、いきなり小樽を感じることができます。

 

どこのお店にする? 海鮮丼戦争

三角市場に入ると、狭い道の両端にズラリと魚介類が並びます。

カニやエビが生け簀でうごうごしているのはなんとも可愛いです。

 

まあ食べちゃうんですけどね。

 

三角市場には200mほどの市場に16店舗のお店がひしめいており、

歩いていると代わる代わる声をかけられます。

 

このご時世ながら、いくらなどを試食させてくれました。

 

16店舗のうち、食事ができるお店は6店舗です。

どのお店も、新鮮な魚介を使った海鮮丼や定食を推しています。

 

市場に行ってからお店を選ぼうと思うと、

どこも猛烈な勧誘を仕掛けてくるのでなかなか前に進めません(笑)

 

今回は事前にクチコミを調べて、

評判の良かった「滝波食堂」に決めて向かいました。

 

滝波食堂の元祖わがまま丼はコスパ良し!

 

こちらの滝波食堂では、

自分で海鮮丼の具を選べる「わがまま丼」が楽しめます!

 

滝波食堂のわがまま丼は1980円~

滝波食堂の店頭の看板はこちら。

 

 

た、宝石箱や~!

 

器の大きさを大小2種類から、

具材を12種類から3・4品選んで、

海鮮丼を自分好みにカスタムできます。

 

たとえば「小・3品」だと、

ウニやいくら、ホタテを入れても1980円!

 

場所や店舗によっては2500円を余裕で越えてくる豪華丼です。

かなりコスパがいいと思います。

 

滝波食堂の小サイズってどれくらい?

女性なら「小」で十分だと思いますよ~!

と店員さんにも言われたので、「小」サイズで注文。

 

来たのがコレ。

 

 

でっっっか

 

「小」でこのボリューム感です。

器のサイズは吉野家の「小」程度ですが、お米がミッチリ入っています。

 

もちろん具材もモリモリ。

「小」だと具が少ないかな? なんて一瞬でも心配したのが間違いでした。

 

午後もあれこれ食べたいので、

いっそお米は減らしてもらってもいいのではないでしょうか。

 

本場の石狩汁が飲める

ところで、「滝波食堂」では海鮮丼を頼むと汁物がつきます。

 

 

この右側にあるのが石狩汁。

 

プラス料金ですがカニ汁にも変更できるので、

周囲の観光らしきお客さんはかなりの割合でカニ汁に変更していました。

 

しかし、この石狩汁かなりオススメです!

 

石狩汁は北海道の郷土料理で、

鮭の身やアラとたっぷりの野菜を、昆布だしと味噌をきかせて煮込んだもの。

 

「ゴールデンカムイ」にも登場するアイヌ料理「オハウ」に、

そのルーツがあるともいわれている、具だくさんの汁物です。

 

「滝波食堂」の石狩汁は鮭のだしが出ていて、本当に美味しいです。

 

ほろっと崩れる鮭の身と、優しい野菜の風味、

それでいてガツンとくる味噌のしょっぱさが、

これぞ北国の寒さをしのぐ汁物という感じがします。

 

(写真は、鮭が重すぎて沈んでいました……無念)

 

北海道では給食にも出るほどなじみ深い料理ですが、

もし飲んだことがなければ、ぜひ試してみてください!

 

おいしすぎる海鮮

おいしいホタテを食べたときの感想って、

わ~ぷりっぷり~! あま~い! が最上位だと思っていました。

 

シャキッシャキのホタテを食べたことはありますか?

貝の筋肉感が残っていて、ぷりっぷりなのに噛み応えがあります。

 

カニもぎっしりしていて美味しいです。

余計な水分が出てこなくて、噛めば噛むほど旨味が広がります。

 

そして当然のようにどの具も甘い。

生臭さが一切ありません。

 

 

これは追加でオーダーしたさんまの刺身。400円。

 

正直これが、海鮮丼のどの具よりもさらに美味しくて参りました。

 

さんまってこんなに美味しいんだと思いました。

ねっとりとした脂ののった身が、にんにくによく合います。

 

これは口コミの高さも大納得。

お酒が解禁されたら、ぜひもう一度行きたい食堂でした。

 

朝から海鮮で腹ごしらえして、時間めいっぱい小樽観光を楽しみましょう!

 

店舗情報

 

北のどんぶり屋 滝波食堂

北海道小樽市稲穂3-10-16 三角市場内

 

【通常】
8:00~17:00

※予約不可