半年がかりでマイナンバーカードを作った話

2020年12月13日

免許証持ってるし別にいいやと思って作っていなかったマイナンバーカード。

 

2020年に行われた定額給付金の配布の際に、

やっぱり国から何かもらうときは規格に則っておいたほうがいいなあと、重い腰を上げました。

 

 

手元にカードを手に入れたのは、重い腰を上げてさらに半年後のことでした。

作ろうと思っているなら早いほうがいいという話。

 

申込~入手までのスケジュール感

大まかにですが、以下のような感じでした。

 

2020年8月頭:マイナンバーカード申請(WEB)

2020年11月頭:交付連絡(封書)

2020年12月中旬:マイナンバーカード交付(役所)

 

2020年8月頭:マイナンバーカード申請(WEB)

10万円の一律給付金をもらったあと

 

「万が一おかわりがあった場合、あるいは今後同じような政策があったとき、

 マイナンバーカードを持っていなくて後悔するかもしれない!」

 

という完全によこしまな気持ちで、WEBで申請をしました。

 

WEB申請は、驚くほど丁寧に説明されていたのでスムーズに申請できました。

 

 

ふだんWEB申請なんてしない人にもわかるように書かれているので、

会員登録をやり慣れている人なら余裕だと思います。

 

写真もアップロード提出でOKだったので、

証明写真のデータをトリミングしてマイナンバーカードのサイズに合わせました。

 

少し明るい色味になってカードに載るので、

明るさなど調整する際は注意した方がいいと思います。

あと背景は若干透過かかります。

 

免許証と違って、その場での一発勝負じゃないのがいいですね。

 

そういえば先日免許証も更新したのですが、

私の行った試験場ではコロナで写真の持ち込みが中止されていました。

 

札幌で更新した妹は持ち込みできたそうなので、地域によるみたいですが……。

 

2020年11月頭:交付連絡(封書)

WEB申請から待つこと3か月。

カードの準備ができたことを知らせる封書が届きました。

 

家の近くにある役所の出張所で交付してもらえるとのことですが、

ふらりと行っていいわけではなく、WEBか電話で事前の予約が必要

 

交付案内書のQRコードから予約画面にアクセスするため、案内が来る前に予約はできません。

 

予約ページを見てみると、なんと1か月半後まで予約がいっぱい。

 

キャンセルされた日程を電話で取れるかな? とコールセンターにかけてみましたが、

WEBで見たのと同じ日程を最短として案内されました。

 

というわけで、その時点から約1か月半後の日程で予約して、

いくつかのマイナポイントキャンペーンが終わっていくのを悔し涙で見送りました。

 

交付当日の流れ

予約した時間に役所を訪れます。

 

氏名と、本人確認書類は何を持ってきたかを確認されて、番号札を渡されて待ちます。

 

コロナ対策か、

かなり細かく予約時間が区切られており、ほとんど待ちませんでした。

 

何人かのスタッフさんと、カードの内容と顔写真を確認していきます。

 

最後に一人ずつカーテンで間仕切りされたブースに通されて、

パスワードと暗証番号の設定をします。

 

パスワード(アルファベットはすべて大文字・英数字6桁以上)と、

暗証番号4ケタをタッチパネルで入力して終了です。

 

定額給付金のとき、暗証番号を忘れた人が多くて大変だったってニュースやってましたね。

 

もし必要であれば、アナログのメモを書かせてくれます。

 

(果たしてそれでいいのか)

 

これ、年配の人には結構大変だろうなあと思いました。

代わりに入力するわけにもいかないだろうし・・・。

 

注意すべきだと思ったこと

事前に送られてきた案内が丁寧だったこともあり、

手続き自体はかなりスムーズでしたが、個人的な注意点をいくつか記しておきます。

 

本人確認書類

運転免許証は1点確認できますが、

顔写真がついていない確認書類は2点確認になります。

 

また、誕生日が入っていないと確認書類にならないようです。

 

誕生日さえ入っていれば、病院の診察券でも何かの会員証でもよいそうですが、

私が待っている間にも高齢夫妻が書類不備で帰っていきました。

 

予約した日を逃すとまたかなり先の日程で出直すことになるので大変です。

 

お化粧はちゃんとしていこう

交付されるカードの写真と受取人が同一人物か、

顔を確認されるタイミングが何度かあります。

 

コロナ禍でマスク必須の時期でも、必ずマスクを外して確認になります。

 

私はうっかりすっぴんで行ったので、少し恥ずかしい思いをしました(笑)

 

通知カードは捨てちゃダメ

マイナンバー通知カード(縦長の紙)は、

マイナンバーカードを貰う際に役所に提出する必要があるのですが、

持って行くのを忘れてしまいました。

 

紛失申請書というのを書くことになり、

建前上は「見つけたら役所に持ってくること」という約束をします。

 

そして、もし見つけても勝手に処分しないように言われました。

 

マイナカードでやりたかったこと

免許証がない人は、

タダで作れる本人確認証としてかなり重宝するようですね。

 

ちょうどマイナンバーカードができたころ、バイト先の主婦さんが

「免許みたいに30万出さなくても顔入り身分証ができてうれしい!」

と話していたのを、ふと思い出しました。

 

個人的には以下2点がとってもありがたいです。

 

ワンストップ特例申請書

とにかく「ふるさと納税」のワンストップ特例申請書の提出に間に合ってよかった!

これがあるかないかで、申請時の書類がひとつ減ります。

 

コンビニで住民票が取れる

それから、コンビニで住民票がとれるようになったのが地味にうれしい。

発行手数料も安くなるし、役所での待ち時間がないし。

 

カードを受け取って大体2時間もすれば、

交付当日でもコンビニから本人書類が取れるそうです。

 

 

はたして定額給付金おかわりはあるのか!?

楽しみにしつつ、しっかり管理しておこうと思います。