オールスター登場の「99.9 THE MOVIE」はボリュームたっぷりなんデス!

松本潤さんと香川照之さんの軽妙なやりとりが人気のリーガルドラマ「99.9」

 

有罪率99.9%ともいわれる刑事訴訟で、あらゆる角度から事件を検証し、

隠された「事実」を探し出す変わり者の弁護士・深山の活躍を描きます。

 

その劇場版が、2022年のお正月映画にラインナップ。

年末には劇場版の前日譚が特別ドラマとして放送され、満を持しての封切となりました。

 

 

本記事は真相について書かないようにしていますが、

ネタバレを推測できてしまう可能性がありますのでご注意ください。

 

「99.9 THE MOVIE」あらすじ

変わり者の弁護士・深山は、徹底的に事実を追い求め、

ほぼ逆転不可能とされる刑事訴訟で、数々の逆転無罪を勝ち取ってきた。


ある日、深山の所属する斑目法律事務所に、

「天華村毒物ワイン事件」に関する依頼が舞い込んでくる。

 

15年前、村の祭りで提供されたワインを飲んだ4人が死亡し、

ワインに農薬を混入させたとして、被告に死刑判決が下された事件である。

 

すでに被告は獄中死しているが、

ある理由から班目法律事務所はこの事件の再審請求を目指すこととなる。

 

様々な思惑が絡み、何重にも隠蔽された15年前の真相。

深山は事実にたどり着くことができるのか。

 

特別ドラマを観ていなくても大丈夫

2021年末に、本作の前日譚にあたるドラマが放送されていました。

 

もちろん、前日譚を知っていた方が楽しめるのですが、

映画から観に行っても十分に楽しめます。

 

実際のところ特別ドラマは、

穂乃果(杉咲花)と南雲(西島秀俊)の紹介が主な役割でした。

 

穂乃果は、班目法律事務所の大口顧問先の孫娘でお嬢様育ち。

南雲は、依頼人の利益のためなら証拠の捏造も厭わない冷徹な弁護士。

 

予備知識としては、この程度で十分ではないかと思います。

 

上記は、特別ドラマの内容を全く知らなくても、

映画のみで推測できるようフォローが入っていました。

 

やっぱり魅力的なキャラクターたち

全体的な感想としては、

とにかく杉咲花ちゃんがカワイイ!!

 

マンガのキャラクターの口癖やフリ真似をしているという、

ちょっと イタい 変わったキャラクターなのですが、

チャーミングに見えるのは杉咲さんあってこそだなと思いました。

 

ドラマに引き続き登場する佐多先生や、助手明石も相変わらずいいキャラしてます。

 

オールスターすぎる豪華出演陣

本作には、榮倉奈々に木村文乃と過去のヒロインも集結。

これまでに出てきたライバルや仲間もほとんどが登場しました。

 

しかしそれだけに、

深山すら含め一人一人の出じろが少なめに。

 

深山のリアクションもワンパターンになっており、全体的にちょっとバタバタした印象でした。

 

とはいえ、

有名俳優が回転ずしのように次々出てきて、にぎやかなシーンが多いので、

誰と行っても帰り道は楽しく感想を言い合えそうです。

 

ちょっと遊びすぎ? 小ネタ満載

本作は元々、念密なトリックというよりは、

軽快なやり取りに重心があるドラマかなと思います。

 

「内輪ノリ」になっていたり、雑なボケで笑いづらいシーンもありました。

 

ドラゴンボールがノイズに

特に今回は、ちょいちょい「ドラゴンボール」ネタが入っていました。

 

お祭りの名前が「天華一葡萄会」だったかな?

完全に「天下一武道会」だったり。

 

「スーパーサイヤジン」なんとかという最新マシーンのネーミングを連呼したり。

 

知っていればクスッとなりますが、

ドラゴンボールについて全く知らなかった家族は、

何かの伏線かと思ってずっとそわそわしていたそうです(笑)

 

小ネタにクスッとしていた私ですら、

村に思わせぶりに転がっているオレンジのボールが関係ないまま終わったので、

終わってから「ああ……これこそドラゴンボールか……」とびっくりしました。

 

お正月映画らしからぬ重めの結末

びっくりしたのは、思った以上に重い結末だったことです。

 

物語が進むうち、

「よくある」真相としていくつか思い当たるものが出てくると思います。

 

おそらく、

その中で一番シリアスなものが結末になったのではないでしょうか。

 

道枝駿佑くんの瞳がよかった

村唯一の若者・守を演じるのは、なにわ男子の道枝くん。

何かを隠している大人たちに疑念を抱き、深山たちに積極的に協力する役どころです。

 

音楽番組などを見ていると、

道枝くんの瞳は小刻みに揺れていることがあります。

 

ストレスに起因する「眼振」の症状ではないかと不安視されることもありますが、

今回の役どころでは、この特徴的な瞳がとても効果的に作用していました。

 

不安げに揺らぐ大きな瞳に、真相を恐れる不安と、

それでも知りたいという芯の強さが現れていて、とてもよかったです。

 

香川照之のパワハラ疑惑があったけど

そういえば、なにわ男子がデビューした日、

香川さんの出演する朝番組で道枝くんとの絡みがありました。

 

その際、本作での共演エピソードをめぐって、

香川さんが道枝くんにパワハラ発言をしたと一部で炎上騒ぎになりました。

 

詳しい内容は、Twitterで検索すればすぐに動画が出ると思います。

 

この映画を観てから考えてみると、

あれってもしかして匂わせだったんじゃないか? とちょっと思いました。

 

そうだったらいいなと思うところですが、真相は分かりません。