胃がもたれない札幌みそ「らーめん そら」@すすきの
先日、「らーめん そら」本店に行ってきました。
お前はすすきの周辺にしかいないのか? と思われそうですが、偶然です。
「ラーメン そら」本店:北海道札幌市中央区南3条西5丁目20
「そら」といえば、
札幌市民にとっては「ら~めん共和国」の中にあるイメージが強いかもしれません。
私も、子どものときから「すすきのには寄り付くな」と教えられて育ったため、
なんとなく行きづらく、「そら」のラーメンもこれまではエスタで食べていました。
らーめん そら 本店
さて、「ラーメン そら」はいわゆる「すみれ」系譜のお店です。
「すみれ」系のラーメンは、ゴッツリ背脂に暴力的なまでの濃い味スープが特徴で、
いかにも寒冷地仕様のラーメン。
「らーめん そら」のラーメンは、その系譜の中ではやや控えめで食べやすい味になっています。
コロナ以前は観光客と地元客で行列になることも多かったようですが、
2021年夏時点では、待たずに入ることができました。
メニューとコロナ対策
こちらがメニュー。
席ごとに小さいせんぷうきがあるのがカワイイ。
9席カウンターのみの小さなお店ですが、1席ごとにアクリル板が設置されていました。
店頭は冒頭の写真のように開け放してあるので、換気(換気?)もバッチリ。
クーラーがんがんの中で食べるらーめんもいいですが、
このオープンエア・スタイルも、屋台で食べているようでたのしいです。
蒸し暑い日でしたが、
お水もきんきんに冷えているので、意外に暑さは感じませんでした。
お待ちかねの「味噌らーめん」800円
(なんで箸のせたの?)
黄色い麺と、シンプルなトッピングがたまりません。
本当は写真なんか撮っている場合ではないです。大急ぎでいただきます。
正直、ほかのすみれ系を食べに行くときは、
にんにく臭くなる、胃がもたれる、塩分過多などを覚悟して行く必要があるのですが、
その点で「そら」はかなり食べやすく、生姜もぴりっときいてくるので、
「うわ~胃に優しい~(^^)」と錯覚してしまいます。
札幌らーめん食べたいな~
というカジュアルな欲求を満たすのに一番いいお店だと思います。
食後のおトイレが黄色くならない
こちらはまかない丼(300円)
結構がっつりお米が入っているので、女性は食べきれないかもしれません。
まかない丼のあるべき姿というか……
ちょこちょこ色々なものが乗っているのがつまみ食い感あっておいしい、楽しい。
かつおぶしのところが特に美味しかったです。
ラーメン屋さんのまかない丼って犯罪級においしいですよね。
オマケ:「札幌ら~めん共和国」ってなに?
ところで、冒頭に登場した「札幌ら~めん共和国」とは、
札幌駅直通の商業施設「エスタ」内にある、ラーメンのフードテーマパークです。
昭和の町並み風になっています。
全道から「らーめん そら」をはじめ、いくつかのラーメン店がのれんを並べて出店しています。
本来は観光客のために作られたのでしょうけど、
狭い路面店に行かなくても有名店のラーメンが食べられるので、地元民も普通に利用します。
私も学生のころ友達とよく行きました。
北海道のご当地ラーメン行脚
北海道に行ったらラーメンが食べたい! という道外の方は多いですが、
実は、北海道内でも地域によって親しまれるらーめんの味が違ったりします。
函館は塩、旭川は醤油(諸説あります)、札幌はみそ……といった具合です。
私は札幌生まれなのでみそ派ですが、函館に行ったら塩らーめんを食べます。
しかし、
北海道内でらーめん行脚をしようと思ったら、1日ではとても足りません!
北海道各地の歴史と文化に育まれてきたらーめん店を一同に集めたのが、
エスタの「ら~めん共和国」なんです。
色々な地域のラーメンが揃っているので、もし機会があればお立ち寄りください。
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