なんとかしたい口内炎! 20年間で試した方法あれこれ

2021年8月27日

私は昔から、本当によく口内炎ができます。

 

ストレス、ビタミン不足、噛んでしまう……、色々な原因がありますが、

痛いだけでなく食事や会話にも支障が出るので、できるだけ早く治したいものです。

 

20年間口内炎と付き合ってきて、試した方法と効果をレビューします。

 

即効性重視! とにかく痛みを止める

ショップ店員、代理店営業と、

私がいた職場は口を動かしてなんぼで、口内炎は致命的。

 

とにかく今! この痛みを無くしたい! と思うことは多いです。

これらとは別に、後述する治療も併用したいですね。

 

デンタルクリーム(表面麻酔)

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咥内用の麻酔(ミもフタもない)

 

これが口内炎マスター(自称)の私が最も頼っているクスリです。

 

じくじくと痛む患部に綿棒の先くらいの量を塗り込むと、

すーっと痛みが引きます。

 

麻酔なので、よほど深く刺すなどしない限り、

辛い・熱いものを食べても(良くはない)、喋っても痛みません。

 

体感では、塗ってから1時間くらいは全く痛みを感じない状態が続きます。

 

その後も、MAXに比べるとだいぶ痛みを和らげてくれるので、

大体3~4時間に1回塗り直します。

 

薬局で買うと大体1,000円です。

 

いくつか種類がありますが、「ジブカイン」が入っていればどれも同じ効果があります。

 

口内炎パッチ

こちらも即効性のあるクスリ。

 

ケガの治りを早める成分のシールを、患部に貼って塞ぎます。

口内炎用のケアリーヴという感じでしょうか。

 

麻酔クリームは、痛みが引いているとはいえ患部が丸出しですが、

こちらはパッチが傷口を保護してくれるので、清潔さを保てます。

 

また、唾液にも触れないので、

クスリの成分が患部に留まり、効果的な治療ができます。

 

ただ、どうしても、口内は柔らかい部分が多く、

特に舌が触れる範囲に貼ると剝がれやすいのが難点です。

 

頬の内側など、剥がれづらい場所であれば効果は絶大なので、

口内炎の場所によって、クリームとうまく使い分けています。

 

治療効果のある軟膏を塗る

昼間の社会生活は上記の痛み止めで乗り切って、

夜寝る前は、できるだけ早く治すために塗り薬を塗っています。

 

即効性があるわけではないし、痛いものは痛いし、そもそも口内炎自体が長くて2週間ほどで治るものなので、個人的にはおまじないだと思っています。

 

歯医者さんは効くと言っていたので効果はあるのだと思います。

 

ケナログ

 

かつて歯医者さんに口内炎が見つかると出されていたお薬。

 

現在は生産中止になっていて、

オルテクサーという後発品が登場しています。

 

口内炎や舌炎を改善する作用のあるトリアムシノロンアセトニドを成分とした口内炎治療薬です。本製品は、口腔粘膜への優れた付着力があり、患部を保護するとともに、抗炎症作用により患部の炎症を抑え、口内炎・舌炎の痛みなどを改善します。

(引用:製薬会社プレスリリースより)

 

ジョリジョリした独特の触感で、患部にネッチョリとへばりつきます。

 

口の中を細かいカスがゴロつくのが不快ですが、寝れる程度には痛みが引きます。

 

あんまり良いことを言っていないようですが、

歯医者が勧めるクスリなので効果はお墨付きです。

 

オルテクサー 口腔用軟膏

ケナログのジェネリック。

歯医者では、診察費と合わせて600円ほどでした。安い!

 

同じものが通販や薬局でも買えて、

楽天だと歯医者とそれほど値段が変わりません。便利ですね。

 

効用はケナログと同様ですが、口当たりがなめらかで、

ケナログの不快感がだいぶ軽減されています。

 

口の中を清潔に保つ

口内炎のできる理由は様々ですが、できてしまったからには、

口内を清潔に保ち、治りやすくする環境づくりが大事です。

 

小手先の薬を塗るよりも、断然早く治ります。

 

普段から気を付けることで、口内炎だけでなく、

口臭などお口トラブル全般の予防にもなるので、ぜひ意識してみてください。

 

コンクールF(うがい薬)

うがい薬といえば、ミント味のものも多いですが、

口内炎に清涼感はトドメです。 

 

コンクールFは、細菌の繁殖を防止するうがい薬。

うっすらとしたミント味ですが、刺激はほとんどありません。

 

強いて言えば病院の味……?

 

一時しのぎですが、

口の中が清潔になると、明らかに口内炎の痛みが引きます。

 

どれだけ口の中が汚れやすいか分かりますね。

 

歯医者さんに言えばうがい薬を処方してくれるところもあるそうなので、

聞いてみることをお勧めします。

 

(私のところは軟膏しか出してくれなかった)

 

フロスがけ

私はフロスがけは苦手でほとんどしていなかったのですが、

やるとやらないとでは全然違います。

 

P型のものでもよいですが、

Y字型で、糸がこより状にたくさんついているものがオススメ。

 

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歯磨き後にサラッとかけても、まだこんなに!? というくらい取れます。

きちんと根元まで糸を通すと、歯茎から悪い血も出せるので、とてもスッキリです。

 

以前にTwitterで、超ごっそりとれるフロスが話題になりましたが、

一本糸のものはコツが要ります。(私はいまだに上手にできない)

 

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個人的には、不器用さんはY字フロスから始めるのがオススメです。

 

CO2レーザー治療ってどう?

歯医者さんでレーザー治療をすれば、一瞬痛い思いをするだけで口内炎が治るんだ!

 

……と思っていた時期が私にもありました。

 

 

ある日、舌の根元にできた口内炎。

 

しゃべるのもままならず、ヒンヒン泣いていたところ、

かかりつけの歯医者さんがレーザーを打ってくれることになりました。

 

CO2レーザーということで、

患部にパチパチと、小さい空気砲みたいな感触があります。

 

痛い。

地味に痛い。

いや、結構痛い。

 

帰り際に薬も塗ってもらいましたが、翌日以降も特に好転しませんでした。

結果的に、治るまでの期間が劇的に短くなった! とは感じませんでした。

 

※個人差があります

 

期待しすぎていた点はあると思いますが、また打ちたいとは思いません。

 

テラ・コートリル軟膏はオススメしない

ネット上で【口内炎 早く治す】などで検索すると、

 

テラ・コートリル軟膏とケナログを1:1の割合で混ぜて患部に塗ると、

相乗効果により口内炎が爆速で治る

 

という情報が見当たります。

 

 

本来は化膿を伴う湿疹や皮膚炎に効果的な黄色の軟膏です。

 

当然私も試したことがあるのですが、結論から言うと、

テラ・コートリル軟膏を口内炎に使用するのはオススメしません。

 

オススメできない理由①:自己責任

実は、この「テラ・コートリル軟膏」

 

病院で処方してもらえるものと薬局で買えるものでは、適応症が異なります。

 

ざっくり言うと、

薬局で買えるテラ・コートリル軟膏は、咥内への使用を推奨されていません。

 

成分は同じなので、

「医師の指導の下であれば使用してよい」ということなのでしょうか。

 

いずれにせよこの方法を試す場合は、自己責任ということになります。

 

オススメできない理由②:苦い

シンプルに めちゃくちゃ苦い。

 

テラ・コートリル軟膏は、口の中に使用することを前提にしていないため、

めちゃくちゃ苦いです。

 

明らかに食べちゃいけないものを食べた味がします。

 

オススメできない理由③:ハイリスク・ローリターン

劇的には変わらない。

 

この非公式な対処法で、翌日どんな口内炎も治るのであれば、

藁にもすがる思いで試してもよいと思います。

 

しかし、そんなに変わらないんです。

※個人差があります

 

個人的には、

①のリスクと②の不味さを我慢するほどの価値はないと思います。

 

口内炎は作らないのが一番

結局、できてしまえば特効薬はない口内炎。

作らないのが一番と言わざるを得ません。

 

口の中を清潔に保って、平和な日々を送りたいですね。

では!