LINE証券で「源泉徴収あり」をうかつに選んだ話
証券口座を開設する際、特定口座(源泉徴収あり)を選ぶと、
利益の約20%分の税金が予め徴収されるのを知っていますか?
便利です。非常に便利です。
自分で確定申告しなくて済むので。
でも……年間20万円稼げるわけないんだから、
源泉徴収なしにしとけばよかった~~~!!
なんて思っていたのですが、
今となっては「源泉徴収あり」にしておいてよかったです。
初めての利確でびっくり
2021年の1月から、
LINE証券を利用して株をちまちまやりとりしています。
順調に株価が上がっていた2月のある日。
「”利確”というやつをやってみたいな……」
と思い立ち、やってみました。
※利確:株式であれば、値上がりによる「含み益」があるときこれを売却することによって利益を確定させること
279円で買った株が300円まで上がったので売り注文。
手数料の100円(99円)を差し引いて、2000円ほどの利益になる予定でした。
やった~初めての利益だ~ なんて思っていたら……。
昔のジャンプコミックスみたいな金額が持って行かれてるんですけど!
デフォルトの設定は「源泉徴収あり」
証券口座を開設した際、
「おすすめ」と書いてあるまま特定口座(源泉徴収あり)を選んで、
利益の約20%分の税金が持って行かれていたのでした。
私の場合、動かしている金額が大した金額ではないので、
利益だけで20万円なんて夢のまた夢。
ただでさえ利益幅が小さいのに、
20%持って行かれるなんてあんまりだー!
譲渡益税がニクい
そこでふと思いました。
でも、20万円以下の利益って確定申告しなくていいんだよね?
利益が20万円以下だったら年末に還付されたりしないのかな?
人生のFAQことヤフー知恵袋を探したところ、
案の定、同じ質問をしている人がいました。
残念ながら、
「源泉徴収あり」にした以上逃げ場はありませんと。
「払わなくてもいい」だけで、
「払わなくていい」お金ではないってことですね。
源泉徴収区分の変更は難しい
「じゃあ変更は!?」と奔走しましたが、
LINE証券のヘルプセンターによると、
原則、その年の途中での源泉徴収区分の変更は承っておりません。
翌年の区分変更については、書類(郵送)でのお手続きが必要です。
とのことでした。
一度選んでしまうと、同じ年の間には、
「源泉徴収なし」には変更できないということですね。
「源泉徴収あり」にするメリット
とはいえ、
これでびくびくと取引をする必要がなくなったのは事実。
ちまちまとやり取りをする中でも利益が出たり損益が出たりするので、
万が一にも確定申告を自分でやることになったら面倒くさくて倒れそうです。
そのリスクに怯えるよりは最初から証券会社任せにしてしまう方がおすすめ。
そもそも払うべきお金ではありますしね……。
であればいっそ、目指せ利益20万円!
がんばります!
ちなみに2021年5月上旬現在、
確定利益23000円・含み益8000円となっております。結末やいかに。
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