メルカリで1,100取引、これまでされた低評価の理由や対策
私は2016年からメルカリを始めました。
最近実家の断捨離を手伝ったこともあり、取引数が1,100件を超えました。
メルカリには、ヤフオク等と同様、取引後に相互評価があるのですが、
これまでに受けた低評価について書いてみようと思います。
メルカリの相互評価システム
メルカリの取引は、購入者・出品者がお互いを評価することで完結します。
購入者は、商品が手元に届いたら中身を確認して受取評価をします。
購入者が受取評価をすると、出品者が購入者を評価できるようになります。
お互いの評価は、評価する段階では確認できません。
取引完了までは、販売利益を事務局が預かっている状態なので、
到着した品物に問題があった場合は、受取評価前に決着をつけましょう。
暗黙の了解は高評価
特に明文化されているわけではないものの、
基本的には「良い」を付けることが暗黙の了解となっています。
評価制度がリニューアルされて変わったこと
メルカリの評価制度は、今年に入って一部リニューアルされています。
より安心して取引を行えるようになり、良いリニューアルでした。
① 評価の段階が「良かった」「残念だった」のみに
まずは、評価の段階です。
以前は「良い」「普通」「悪い」の3段階でしたが、
現在は「良かった」「残念だった」のみに変更されています。
リニューアル前は、ほんの一部ですが、
「嫌な思いをしなかった」=「普通」
という基準で評価をする人がいました。
前述のとおり、
メルカリの評価は「良い」がデフォルトです。
このリニューアルにより、
明らかな意思がない限り、マイナス評価が付かなくなりました。
② 直近100件のみが判断基準の対象に
以前は、これまでのすべての取引の評価が閲覧可能でしたが、
リニューアル後は、直近100件のみの表示になっています。
たとえば、
始めたばかりのころにうっかり低評価を受けた人も、
最近の様子で判断してもらえるように救済されています。
仮に「残念だった」評価を受けたとしても、
100件取引をすれば、コメント付きの表示を消すことができますね。
ただし評価された記録は残るため、
全体の評価数に対して「残念だった」評価が多くなると、
評価の★が減ることになります。
この★の部分
私がこれまでに受けた低評価は5件
私がこれまでメルカリで経験した1,100件以上の取引のうち、
99%以上が「出品者」としてのものです。
これまでに受けた低評価(リニューアル前「普通」含む)は5件。
うち1件は、
すっかり忘れていて発送期限を過ぎてしまったもの。
完全に私が悪いです。
それでは、そのほかの4件について内容を見ていきます。
「包装が簡易すぎる!」
私の梱包は「濡れない」「壊れない」が基本かつ全てです。
この時の品物は缶バッチで、
大きめのコンビニ袋に入れて、緩衝材と一緒に封筒に詰めて送りました。
購入者からは「コンビニ袋の梱包は粗末でがっかりした」と来ました。
ただ、この人、
600円のものを350円に値切って購入しているんですよね。
正直、そこまで要求するならお店で買ってほしいですね。
以降は「簡易包装でお送りします」と書くようになりました。
ジャンク品を買ったのに→「壊れていた!」
これが二件ありました。
ジャンクと商品説明欄に書いてあるにも関わらず、
買ってから「動かない」とか「壊れている」と。
せめて受取評価前にコメントで言っていただければ、
説明や、事務局の仲裁の下で返品処理もできるのですが……。
受取評価をされると取引が終了してしまうので、
お互いにとって残念な結果しか残りません。
「思っていたよりも汚れていた」
本を売った際のもの。
「ヤケ」具合が思っていたよりも激しかったという理由でした。
本件については、
表紙しか掲載していなかったこちらも悪い部分があると思います。
ただ、「ヤケがある」とは記載していたため、
気になる可能性があるあなら、画像の追加を依頼してほしかったです。
メルカリで低評価を回避するために出品者ができること
ここまでいくつかの低評価の例を見てきました。
正直、自分が購入者側になったときの印象としても、
よほどの割合でなければ、低評価も購買意欲に影響しないとは思います。
とはいえ、低評価がないに越したことはありません。
避けがたい事故はあるものの、できる限りの対策はしておきたいですよね。
商品説明欄を丁寧に丁寧に書く
まずは基本に立ち返りましょう。
出品数が増えて、慣れてきて、商品説明が簡素になっていませんか?
画像が少なかったり、
大きさの説明や、ごく小さな汚れの記載がなかったり。
メルカリはじめフリマアプリでは、
購入者はあくまでも商品説明だけで判断して購入してくれます。
見れば分かる・拡大すれば見えるなど、相手に努力を求めず、
見落としようがないように説明するのが大事です。
まんがいち、後々トラブルになったとしても、
自分はやるべきことをやっていたという主張ができます。
メルカリで出会ったら警戒したい購入者
私は、以下のような人には、なんとなく警戒するようにしています。
(※個人の意見です)
・常識の範囲を超えた値引き交渉をしてくる人
半額なら即決します! とか言ってくるタイプ。
即決しなくていいです(笑) ブロックします。
・フリマアプリ初心者っぽい人
時々、とんでもなく堅苦しい挨拶をしてくる人がいます。
ありがたいのですが、評価欄を見に行くとフリマアプリ(少なくともメルカリ)初心者であることが多く、お店のクオリティを当たり前に要求してくることがあります。
・低評価が多い人
何気なく評価を見ると半分近く低評価の人がいたりします。
こちらが出品者であり、さらに即購入OK(購入の意思表示なしで購入してよいとするもの。ただし購入申請はメルカリではローカルルール)としていると避けようがないですが……。
悪質な場合は事務局に相談を
あまりにも言いがかりに近いクレームや受取評価を受けた場合は、
評価後であっても事務局に相談するのがオススメです。
出品者側も当然に保護されるべきユーザーです。
取引番号(下の画像参照)を控えて、お問い合わせ欄から相談しましょう。
評価を非表示にしてくれることがある
これまでも書いているように、メルカリ事務局はすごく良対応。
取引の経過を確認した上で、
評価の非表示などの対応を取ってくれることもあります。
メルカリの低評価は取引に影響する?
出品者として低評価を受けてしまったとき、
自分の誠意が伝わらないショックもありますが、
今後の取引に響かないかが不安になりますよね。
結論だけ言うと、
少数であれば基本的に低評価の影響はありません!
1%程度であれば誤差
現在、100件が表示されるようになっているメルカリの評価欄。
「残念だった」が1個あるなら、
直近100取引のうち1%が低評価だったことになりますが、
逆に、99%は高評価とも言えます。
100回取引があれば、
1度くらいは変わった取引相手に当たったり、
たまたま配送遅延が起きたりといった事故も起きます。
不注意だったとしても、大抵の人はその後気を付けますから、
どんどん増えていくこともありません。
100件中2、3件程度までの低評価は、
それほど重要視されないように思います。
低評価のコメントは要チェック
メルカリでは、ユーザーのプロフィール欄に行くと、
「良かった・残念だった」それぞれの評価が見えるようになっています。
購入前に評価を見る慎重な購入者であれば、
「残念だった」の内容まで見る人がほとんどです。
事実と異なる主張をされた場合は、
プロフィール欄に弁解しておくのもひとつの手です。
ただし、やりすぎると「言い訳がましい」と思われてしまうので、
多少のコメントなら放置するのがオススメ。
ちなみに、クレーマー気質の購入者だったんだなという場合は、
大体読めば分かります。文章がキマっているので。
事務局からのペナルティもない
実際のところ、こちらの不注意で、
しかも低評価を受けてしまった場合、事務局からペナルティはあるのか?
これも気になるところだと思います。
「低評価を受けた」だけで、ペナルティになることはありません。
ただし、当然のことながら、
「偽物を出品していた」
「商品の状態を偽造していた」
「遅延行為があった」
などの迷惑行為があり、その事実が認められると、
なんらかのペナルティが課せられる場合があります。
あくまでもメルカリやフリマアプリは個人間の取引です。
自分がされていやなことはしない、相手を思いやる、
というコミュニケーションの基礎に立ち返って、
楽しくお得に利用していきたいですね。
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